第八手

うぐいすの谷渡りUguisunotaniwatari
仰向けに寝かせた女性の全身を男性が万遍なく舌で愛撫する。
Warbler in Flight — The woman lies on her back. The man orally pleasures her thoroughly.
名前の由来
「谷渡り」とは、鶯が谷から谷へ枝を伝いながら鳴き交わす様子、またその特別な鳴き方を指す言葉。春告鳥と呼ばれる鶯は、古今和歌集の昔から日本の春の象徴だった。仰向けの女性の全身を、唇と舌が肌の起伏をひとつずつ渡り歩いてゆく――その様を谷を渡る鶯に見立てた、四十八手でも屈指の雅な命名である。
コツ・ポイント
主役は挿入ではなく時間です。耳のうしろ、首筋、鎖骨、脇腹、腿の内側と、中心を焦らさず外から順に。鶯が枝を渡るように、場所ごとに緩急をつけてください。
くすぐったい場所、感じる場所は人によってまったく違います。反応を見ながら、言葉でも確かめながら。舌が乾いてきたら無理せず唇や指も使って。急がないことが、この手のすべてです。



